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フィフス・ディメンジョン 「マジック・ガーデン」

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                              「マジック・ガーデン」

1967年発表のボーンズ・ハウ制作のセカンドアルバム。ビートルズの「涙の乗車券」のカバーを除いて全曲ジム・ウェッブの書き下ろし。
シングルの「ペイパー・カップ」、「カーペット・マン」といった曲ももちろん素晴らしいが、冒頭のタイトル曲「マジック・ガーデン」、ジョニーマエストロのブルックリン・ブリッジでもおなじみの「恋のハプニング(The Worst That Could Happen)」「ガールズ・ソング」が個人的にはフェイバリット。

フィフス・ディメンジョンは全員黒人だが、そのコーラススタイルは白人のサウンドそのもので、ソウルファンからはほぼ無視されている。その代わりにソフトロックファンからは絶大な人気を誇っている。ジム・ウェッブの最もソフトロックな作品が彼らによって歌われていることが理由かと思われます。

フロントのマリリン・マックー&ビリー・デイビスJr(のちに夫婦になる)はのちに脱退して「星空の二人」の特大ヒットを放つ。

by swan_ox | 2009-05-06 19:11 | U.S.A.