ロシュフォールの恋人たち

今回は、最近あまり意識して聴いていませんでしたが、夜ふかし☆ルーツミュージックで話題になっていたフランスの大作曲家ミッシェル・ルグランについてです。彼は1932年生まれですから現在72歳。スカパーでライブをやっていましたが、まだピアノだけでなく歌ってもいます。彼の多くの仕事はテレビのドラマの音楽や、CM音楽、映画のサントラといった地味な仕事が多いのでその偉大さがあまり知られていませんが、その仕事の量と質においてデューク・エリントンあたりと比較するべき音楽家でしょう。彼の最高傑作は・・・なんて作品が多すぎて決められません。私の個人的なお気に入りは1966年の「ロシュフォールの恋人たち」ですかね。
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「シェルブールの雨傘」(これも音楽はルグラン)でも有名なカトリーヌ・ドヌーヴの魅力が爆発です。DVDも買って何回も見ましたね。映像も音楽もストーリーも最高です。
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by swan_ox | 2004-12-22 01:24 | ヨーロッパ

ジャック・ニッチェ

BYRDさんのBYRD'S SELECT MUSICで取り上げられた映画「スタンド・バイ・ミー」の本当の意味でのサントラ(サントラ・アルバムに入っているのは挿入歌と言えるでしょう。)を担当しているのがジャック・ニッチェ、古くはミック・ジャガー主演の70年の映画「パフォーマンス」、ミロス・フォアマン監督のアカデミー賞獲得の75年の問題作「カッコーの巣の上で」、リチャード・ギアの出世作として有名な82年の「愛と青春の旅立ち」等、映画音楽で有名な人ですが、ポップミュージックの世界でのアレンジャーとしての活躍の方がマニアの間ではより有名でしょう。ジャック・ニッチェといえば、フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドを支えたアレンジャー。スペクターの大ヒット曲のほぼ全ては彼のアレンジによるものです。
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フィレスでの活動が最も忙しかったであろう、63年に「ロンリー・サーファー」というアルバムを出しています。その年作家としての代表作である「Needles And Pins」(ピンと針)をジャッキー・デシャノンのために書き下ろしています。この曲はサーチャーズがカバーして大ヒットしました。バーズのロジャー・マッギンは自分に12弦ギターを持たせたのは映画「ア・ハード・デイズ・ナイト」とサーチャーズの「Needles And Pins」だと語っています。フィレスを66年にやめてからはフリーのアレンジャーになりモンキーズやティム・バックリィ、バッファロー・スプリングフィールド等のアレンジを手掛けています。バッファローではニール・ヤングと意気投合してその後のニールのソロアルバムでも重要なアレンジをしています。
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by swan_ox | 2004-12-08 22:57 | U.S.A.

ジャンとディーン

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パソコンが故障していてブログの更新が出来ませんでした。
やっと修理も完了したのでこれから少しずつ更新していきたいと思います。今日はジャンとディーンを聴きました。彼等は1958年デビューという大変長いキャリアを持ったデュオです。(まだビーチボーイズもビートルズもいなかった頃ですね。)初期のドゥワップスタイルからビーチボーイズの影響を受けまくった「サーフシティ」(作者はブライアン)以降のサーフィン、ホットロッド路線とたいへん魅力的です。その後のゲイリー・ゼクリーの曲を歌った作品はいまひとつパッとしませんでしたが・・・・
上のジャケットはルー・アドラーのもとで最高のクオリティを発揮していた黄金時代の作品のひとつです。邦題「パサディナのおばあちゃん」もいかしています。
彼らはアルバムではカバーも多いのですが、そのクオリティも結構高いように思います。ベストに入っているような有名曲は良いのがあたりまえなので、ここではあえてそのカバーを紹介しましょう。リバティレコードに移籍して最初のアルバムである「テイク・リンダ・サーフィン」のB面に収録された「マイ・フーリッシュ・ハート」あたりはビル・エバンスと双璧の素晴らしさです。
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by swan_ox | 2004-12-06 20:20 | U.S.A.