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Barbara Lynn 「You'll Lose a Good Thing」

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                    「You'll Lose a Good Thing」


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                 「The Best of Barbara Lynn The Atlantic Years」




上が初期のジェイミー時代、下がその後のアトランティック時代のベスト。

バーバラ・リンは1942年生まれのテキサス出身の歌手&ソングライター。エルヴィスやブレンダ・リーに憧れていたらしいが、歌はブルース的なソウル。
「You'll Lose a Good Thing」は62年の大ヒット曲だから彼女が20歳の時の作品(しかも自作)というわけだが、20歳にして圧倒的な歌唱力。「Barbara Lynn Guitar & Vocal On All Track」とクレジットされている。レコーディングでも使われるということはギターの腕前も相当高かったと見える。アップストロークを多用するスタイルはインプレッションズ時代のカーティス・メイフィールドを彷彿させる。

どちらの時代が良いかといえばやはり「You'll Lose a Good Thing」があるジェイミー時代ということになるのだろうけど、アトランティック時代も自作率は減るが、ダン・ペンの素敵な曲なんかが入っていて捨てがたい。

「You'll Lose A Good Thing」(若い頃の映像、カワイイ)
左ききでフェンダー、イントロでのギターの弾き方や歌ってるときの首の振り方や手の大きさなんか、モロにジミヘンです。(^^) ジミヘンはもしかしたら彼女に影響を受けているのかも知れません。

「You're Losing Me」 (アトランティック時代の名曲。最近の映像??)
このビデオはプロモーションビデオの理想を実現している素晴らしいものです。
低予算でも納得できるプロモが撮れるという見本です。
(ちなみに私の好きなジャケットデザインはその人の顔のアップっていうやつです。)

というわけでバーバラ・リンは全てのソウルファンにお薦めできるレディ・ソウルです。

アマゾンではとんでもないプレ値になっているのでご注意を。
他で探せばあるはずです。
本当にこんな値段で売れるのでしょうか??? 自分も売ろうかな。(笑)
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by swan_ox | 2008-03-28 01:44 | ソウル

ジョー・サイモン 「ア・バッド・ケース・オブ・ラブ」

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                      Joe Simon 「A Bad Case Of Love」

ジョー・サイモンといえばリンゴもカバーした1971年の名曲「Drowning In The Sea Of Love」(ギャンブル&ハフ作品でアレンジはトム・ベル)があまりにも有名で、かつ素晴らしいのだが、人気も落ち目になった1977年発表のテディ・ランダッツォがプロデュースしたこちらも素晴らしいです。彼のボーカルは深みのあるバリトンでサザンソウルはもちろん、カントリーからディスコものまで幅広く歌える人です。このアルバムではオーソドックスなソウルになっていて、70年代後半のソウルものが好きな人には万人にお薦めできるアルバムです。

特に1曲目の「The Show Must Go On」は素晴らしく、この曲のためにこのアルバムを入手する必要がある。

テディ・ランダッツォはバリー・マン作品の「嘆きの道化師」やキャロル・キングの「エコー」をヒットさせた歌手だがその後ソングライター、プロデューサーに転向し、リトル・アンソニー&インペリアルズやロイヤレッツ、スタイリスティックス、マンハッタンズ等ソウル系のアーティストを多く手掛けている。
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by swan_ox | 2008-03-25 23:59 | ソウル

ひさびさのアナログ盤

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上段は左からコンチネンタルⅣ「ドリーム・ワールド」、ニルヴァーナ「ストーリー・オブ・サイモン・・」
中段は中央がストロベリー・アラーム・クロックのファースト、右がバッファロー「アゲイン」、
下段は左からトリニティー&ドリスコールの「ストリートノイズ」、ヴァニラ・ファッジのファースト、ラヴの「フォーエバー・チェンジス」
手前のCDはなぜかそのとき一緒に聴いたリロイ・ハトソンの6枚目とステイプルズのワーナー期のカーティスプロデュース作品。


最近、千葉の実家に帰ることが多かったので、帰ったついでに大阪で聴けなかったアナログ盤をいろいろと聴いて来ました。

自分の音楽の聴き方はアルバムを1枚通して聴くということはほとんどなく、アルバムの中から好きな曲をつまみ食いするスタイルです。ですからこの聴き方にはCDというフォーマットがピッタリなのです。アナログ盤はそういった聴き方をするのには向いていませんが、アルバム1枚をじっくり聴くにはジャケの大きさも含めてコチラの方が良いですね。

今回は写真のような60年代後半のロッククラッシックな名盤を中心に聴いて来ました。
他にもいろいろ聴いたのですが、写真には絵になりそうなジャケのものを載せてみました。
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by swan_ox | 2008-03-18 15:58 | U.S.A.

ジョン・ケイル

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                             「Slow Dazzle」

ジョン・ケイルの最もポップなアルバム。

カテゴリーをUKにしようかUSAにしようか迷ってしまいました。と言うのも彼はイギリス人でレナード・バーンスタイン奨学金でニューヨークに渡ってきてクラッシックを学ぶが、その後ルー・リードとかの有名なヴェルヴェット・アンダーグラウンドを結成します。ヴェルヴェットはアメリカのバンドだと思うので今回はUSAカテゴリーにさせていただきました。反論があったらお願いいたします。

ヴェルヴェットではベースを担当し、ビオラや鍵盤楽器等をこなすマルチプレイヤー。ニコ作品のプロデュースやイーノとのコラボでも有名。

このアルバムはヴェルヴェットを脱退してからソロとして出した5枚目のアルバムで1975年の作品。これを聴いて「ホワイトライト・ホワイトヒート」のジョン・ケイルだと思う人はいないだろうというくらいポップで聴きやすい。ヘタをすると産業音楽一歩手前の危うさも漂う。

しかしこれもジョン・ケイルの音楽。 &ニコの「毛皮のヴィーナス」のビオラもジョン・ケイル。
奥の深い人だと思う。
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by swan_ox | 2008-03-13 22:43 | U.S.A.

ソウル・チルドレン 「ファインダーズ・キーパーズ」

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1976年発表のエピックへ移籍しての1枚目。
ソウル・チルドレンなんていう名前で2流のグループだったら許せないけど、スタックス~エピックと常に名盤を出し続けた素晴らしい男女混声の4人組グループ。

メンバーはジョン・コルバート(J・ブラックフット)、ノーマン・ウエスト、シェルブラ・ベネット、アニタ・ルイスの4人。しかし、エピック移籍時にシェルブラ・ベネットがソロ活動に入りグループを脱退しているのでこのアルバムからは3人組。彼女の脱退は痛いかと思われたが、このアルバムを聴くとアニタ・ルイスも頑張っていてまったく問題なし。

スタックス時代の「ジェネシス」や「フリクション」といった大名盤ももちろん捨てがたいが、彼らの最高傑作といえばやはりこれでしょう。
プロデュースはデルズやドラマティックスでおなじみのドン・デイビス。
彼の作ったバックトラックにソウル・チルドレンの歌ですから悪いはずがありません。
スタックス時代のアイザック・ヘイズ、デビッド・ポーター(エピックのセカンドはポーターのプロデュース)やHバンクスといった人たちのプロデュース作でももちろん傑作をものにしていた彼らですが、個人的にはドン・デイビスの作ったこれが一番好きです。

1曲目は彼らにしては軽めのディスコ曲で一瞬エピック移籍は失敗だったかなって感じたりしますが、(これはこれで今では大好き。)2曲目以降彼らならではのメロウで深みのあるスタイルで全曲傑作と言っていい大名盤です。
そんな全曲名曲なこのアルバムの中でも特に素晴らしいのが「Good-Bye Is Not The Only Way」、「We Got To Get Our Thing」、「If You Move I'll Fall」、「Midnight Sunshine」というバラード群。
特に「If You Move I'll Fall」はオーティスばりのブラックフットのシャウトが炸裂していて、デルズのオリジナルバージョンと甲乙つけ難い出色の出来です。
デルズと甲乙つけ難い歌が歌えるグループなんてまずありえませんからね。



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by swan_ox | 2008-03-03 23:52 | ソウル