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森田健作 「青春のバラード~ひとつぶの涙」

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                         「森田健作 ゴールデン☆ベスト」

青春の巨匠こと森田健作のベスト。

TVドラマ「おれは男だ!」の主題歌「さらば涙と言おう」でブレイクし、「友達よ泣くんじゃない」(ともに阿久悠&鈴木邦彦作品)や「青春に悔いはないか」(阿久悠&森田公一作品)の大ヒットを持つ森田健作。これらの名曲の少しあとに出た名曲中の名曲「青春のバラード~ひとつぶの涙」(吉田旺&中村泰士作品)が彼の最高傑作だと思います。イントロのハイハットワークなんかはバーナード・パーディー??ってなくらいにカッコイイです。中村泰士って本当に素晴らしい作曲家ですね。彼の仕事をまとめた10枚組みボックスセットなんか出ないでしょうかね。絶対買うんですけど・・・・

副題でもある「ひとつぶの涙」という歌詞のところはグリコアーモンドチョコレートのCMソングとしても印象的でした。

「青春のバラード~ひとつぶの涙」
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by swan_ox | 2008-04-24 00:58 | 歌謡曲

いしだあゆみ 「小雨の思い出」

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                       「小雨の想い出」 (B面は「星のタンバリン」)

1968年に発表されたいしだあゆみのビクター時代最後のシングル。

このあとコロンビアに移籍して特大ヒットを飛ばすわけです。

ヒットしなかった曲ですが、作品のクオリティはすごく高いです。B面もこちらがA面でもおかしくないような素晴らしい内容です。68年という時代が良いですよね。ひとりGSの名曲がたくさん生まれた年ですね。「太陽は泣いている」も「ブルーライト・ヨコハマ」も68年です。

いしだあゆみはコロンビア時代は様々なベスト盤が発売されているのですが、ビクター時代はまったくと言ってよい程再発が進んでいませんね。「サチオ君」とかのヒット曲も一応あるのですから何とかして欲しいものです。
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by swan_ox | 2008-04-23 23:18 | 歌謡曲

Kenny Gamble & Leon Huff と Thom Bell

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                          Kenny Gamble & Leon Huff


ギャンブル&ハフ、トム・ベルといえばレーベル「フィラデルフィア・インターナショナル(PIR)」。
シグマ・スタジオでフィラデルフィア・サウンドを作った人たちとして一般的に知られています。

オージェイズ、ハロルド・メルビン&ブルーノーツ、スタイリスティックス、スピナーズ、スリー・ディグリーズ、ビリー・ポール、ルー・ロウルズあたりのメガヒットでおなじみだが、彼らはいきなりこれらの成功を収めたわけではない。

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                               Thom Bell


フィラデルフィアでの初期のヒット曲量産レーベルとしては50年代中期に設立されたカメオ・パークウェイが最初で、チャビー・チェッカーの一連のツイストもので「フィリー=ダンスミュージック」という図式ができあがったわけだが、実はそのカメオ・パークウェイで裏方として働いていたのがこのギャンブル&ハフやトム・ベル、MFSBの面々だったというわけです。



イントゥルーダーズ(ギャンブル&ハフ)、デルフォニックス(トム・ベル)はそんな彼らが最初に手がけたアーティスト。その後、トランプスやアーチー・ベル&ドレルズ、マクファーデン&ホワイトヘッド、フューチャーズ、ジョーンジス、エボニーズ、ジャクソンズといった知られている人たちのほかにもパティ・ラベルやジェリー・バトラー、ジョー・サイモンといったフィリーとは呼べない人たちもこのプロダクションでアルバムを製作しています。また意外なところではローラ・ニーロ、エルトン・ジョンやダスティ・スプリングフィールド、デビッド・ボウイといった白人ミュージシャンや、デルズ、カーティス・メイフィールドみたいな大物もフィラデルフィアで録音している。

ローラ・ニーロはまだフィラデルフィアサウンドが確立される前にシグマスタジオで録音しているのでサウンドはまだノーザンスタイルに近いが、彼女の先見の明を感じます。

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当時、アトランティック・レコードに所属していたベン・E・キングは「アトランティックはポップなものを作りたがっていたけど、フィラデルフィアは常にゴスペルを基本にした黒いサウンドをやっていた・・・」みたいなことを言ってました。この発言は一般的なわれわれ日本人にはオーティスやアレサがいたアトランティックこそゴスペル的で、フィラデルフィアサウンドは歌謡曲の元ネタみたいなポップなのにベンEキングは何を言ってるのだろうと思ったものですが、多くのソウルを聴いてきた耳にはベンEの言ってたことが理解できるようになった気がします。

ストリングスやファルセット・ボーカルに覆われて見えにくい真実のブラックミュージックがここには間違いなくあります。

今となってはアル・グリーンあたりも実はフィリーサウンドを目指していたのではないかと感じています。
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by swan_ox | 2008-04-17 13:47 | ソウル

甘茶ソウル その6、7

第5回で最終回にした甘茶ソウル特集を再開しました。

って言ってもそんなに甘茶のレコードを持っているわけではないのでほどほどに行きます。

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このジャケットは最近紙ジャケットで入手したフォー・ミンツです。このグループも「その7」で聴けますよ。



甘茶ソウル その6

甘茶ソウル その7
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by swan_ox | 2008-04-11 02:52 | ソウル

J.Blackfoot 「City-Slicker」

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                           「City-Slicker」(1983年)


J.ブラックフットはソウル・チルドレンのメンバーとして活躍していたジョン・コルバート。
ソウル・チルドレンから独立してソロになった最初のアルバムがこの「City-Slicker」。

83年発表のアルバムだが、1曲目の「The Way Of The City」からファンキーなバンドサウンドでホーマー・バンクス&チャック・ブルックスのプロデュース(作曲も1曲を除いて彼ら)が奏功しているのが分かる。70年代的な音作りがうれしい。
ヒットした「タクシー」をはじめとしてどの曲も彼のイカしたボーカルが聴ける。

実はこのアルバム、アナログでは持っていたのですが、CD化されているのをずっと知らなかったんです。 ソウル・チルドレンの記事を書いたときにアマゾンで発見して注文しちゃいました。
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by swan_ox | 2008-04-06 01:07 | ソウル

ジェフ・ベック・グループ

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上の2枚が第1期ジェフ・ベック・グループの「トゥルース」と「ベック・オラ」。
下の2枚が第2期ジェフ・ベック・グループの「ラフ・アンド・レディ」と「ジェフ・ベック・グループ」。

第1期のメンバーはジェフ・ベック/ギター、ロッド・スチュワート/ボーカル、ロン・ウッド/ベース、ミック・ウォーラー/ドラムス。
第2期はジェフ・ベック/ギター、コージー・パウエル/ドラムス、ボブ・テンチ/ボーカル、マックス・ミドルトン/ピアノ、クライヴ・チェイマン/ベース。

第1期ではロッド・スチュワートとロン・ウッド、2期ではコージー・パウエル、マックス・ミドルトンといった素晴らしいミュージシャンがバックをつとめている。(ボーカルはバックとは言わないか・・・)

今となっては超有名なこれらのアーティストもそれまでは無名で、このジェフ・ベック・グループでの活動あたりから目立ってきた人たちだ。

この4枚はどれも名盤と呼ぶにふさわしい優れた内容の作品だが、個人的に一番聴く回数が多いのは「ラフ・アンド・レディ」なんですよね。
理由はコージー・パウエルのドラムとマックス・ミドルトンのピアノ。
コージーはのちにハードロックの超有名バンドを渡り歩いたことで有名ですけど、この時期はドラミングがまだあまりハードロックしてなくて、細かいハイハット・ワーク等を駆使した彼らしからぬドラミング。(笑) マックス・ミドルトンものちのインストの傑作群を予感させるフュージョン的なサウンドの要になっている。完成度では「ジェフ・ベック・グループ」(通称オレンジ・アルバム)の方が上なのかも知れないが、「ガット・ザ・フィーリング」と「ニュー・ウェイズ・トレイン・トレイン」は繰り返し聴きたくなってしまうんですよ。
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by swan_ox | 2008-04-03 19:38 | U.K.