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ソウル・チルドレン 「ファインダーズ・キーパーズ」

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1976年発表のエピックへ移籍しての1枚目。
ソウル・チルドレンなんていう名前で2流のグループだったら許せないけど、スタックス~エピックと常に名盤を出し続けた素晴らしい男女混声の4人組グループ。

メンバーはジョン・コルバート(J・ブラックフット)、ノーマン・ウエスト、シェルブラ・ベネット、アニタ・ルイスの4人。しかし、エピック移籍時にシェルブラ・ベネットがソロ活動に入りグループを脱退しているのでこのアルバムからは3人組。彼女の脱退は痛いかと思われたが、このアルバムを聴くとアニタ・ルイスも頑張っていてまったく問題なし。

スタックス時代の「ジェネシス」や「フリクション」といった大名盤ももちろん捨てがたいが、彼らの最高傑作といえばやはりこれでしょう。
プロデュースはデルズやドラマティックスでおなじみのドン・デイビス。
彼の作ったバックトラックにソウル・チルドレンの歌ですから悪いはずがありません。
スタックス時代のアイザック・ヘイズ、デビッド・ポーター(エピックのセカンドはポーターのプロデュース)やHバンクスといった人たちのプロデュース作でももちろん傑作をものにしていた彼らですが、個人的にはドン・デイビスの作ったこれが一番好きです。

1曲目は彼らにしては軽めのディスコ曲で一瞬エピック移籍は失敗だったかなって感じたりしますが、(これはこれで今では大好き。)2曲目以降彼らならではのメロウで深みのあるスタイルで全曲傑作と言っていい大名盤です。
そんな全曲名曲なこのアルバムの中でも特に素晴らしいのが「Good-Bye Is Not The Only Way」、「We Got To Get Our Thing」、「If You Move I'll Fall」、「Midnight Sunshine」というバラード群。
特に「If You Move I'll Fall」はオーティスばりのブラックフットのシャウトが炸裂していて、デルズのオリジナルバージョンと甲乙つけ難い出色の出来です。
デルズと甲乙つけ難い歌が歌えるグループなんてまずありえませんからね。



by swan_ox | 2008-03-03 23:52 | ソウル