ジョン・ケイル
「Slow Dazzle」
ジョン・ケイルの最もポップなアルバム。
カテゴリーをUKにしようかUSAにしようか迷ってしまいました。と言うのも彼はイギリス人でレナード・バーンスタイン奨学金でニューヨークに渡ってきてクラッシックを学ぶが、その後ルー・リードとかの有名なヴェルヴェット・アンダーグラウンドを結成します。ヴェルヴェットはアメリカのバンドだと思うので今回はUSAカテゴリーにさせていただきました。反論があったらお願いいたします。
ヴェルヴェットではベースを担当し、ビオラや鍵盤楽器等をこなすマルチプレイヤー。ニコ作品のプロデュースやイーノとのコラボでも有名。
このアルバムはヴェルヴェットを脱退してからソロとして出した5枚目のアルバムで1975年の作品。これを聴いて「ホワイトライト・ホワイトヒート」のジョン・ケイルだと思う人はいないだろうというくらいポップで聴きやすい。ヘタをすると産業音楽一歩手前の危うさも漂う。
しかしこれもジョン・ケイルの音楽。 &ニコの「毛皮のヴィーナス」のビオラもジョン・ケイル。
奥の深い人だと思う。
by swan_ox | 2008-03-13 22:43 | U.S.A.