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ジョー・サイモン 「ア・バッド・ケース・オブ・ラブ」

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                      Joe Simon 「A Bad Case Of Love」

ジョー・サイモンといえばリンゴもカバーした1971年の名曲「Drowning In The Sea Of Love」(ギャンブル&ハフ作品でアレンジはトム・ベル)があまりにも有名で、かつ素晴らしいのだが、人気も落ち目になった1977年発表のテディ・ランダッツォがプロデュースしたこちらも素晴らしいです。彼のボーカルは深みのあるバリトンでサザンソウルはもちろん、カントリーからディスコものまで幅広く歌える人です。このアルバムではオーソドックスなソウルになっていて、70年代後半のソウルものが好きな人には万人にお薦めできるアルバムです。

特に1曲目の「The Show Must Go On」は素晴らしく、この曲のためにこのアルバムを入手する必要がある。

テディ・ランダッツォはバリー・マン作品の「嘆きの道化師」やキャロル・キングの「エコー」をヒットさせた歌手だがその後ソングライター、プロデューサーに転向し、リトル・アンソニー&インペリアルズやロイヤレッツ、スタイリスティックス、マンハッタンズ等ソウル系のアーティストを多く手掛けている。

by swan_ox | 2008-03-25 23:59 | ソウル